一喜一憂することはよくない。そういわれます。でも、日常の中で一喜一憂できるのは本当は幸せなことなのです。毎日が平穏だからこそ、一喜一憂できる。本当につらい時には浮き沈みに自分をまかせる余裕はなくなります。
拉致被害者の方々は、日本から強制的に外国に連れ去られて、常に自分の自由がひとつもない緊張状態に置かれて、助けを求めることもできない状況にあります。ただ、帰りたい思いを押し殺しているだけです。
今、日本国民の中で一番弱者の立場に追い込まれたまま長い年月を耐えているのは、拉致被害者の方々です。一刻も早く助け出すことは、当たり前のことです。同胞を救出することに理屈など必要ありません。日本最大の人権問題は、拉致被害者が帰国できていないことです。
日本の政治家も、外交官も、そして多くの現代日本人も、人の顔色を見て、自分の利益になることだけ、楽しいこと美味しいことだけを求めることが当たり前になっているから、拉致された同胞のことを自分のこととして考えることができないのでしょう。公職にあるものは、自分のこととして拉致被害者を救出する方策を死に物狂いで考えるべきでしょう。ただ広報だけすればOKだと仕事をした気になっている場合ではありません。もう時間がないのです。
では、拉致被害者のために自分を投げだす人は日本には一人もいないのでしょうか。そんなことはありません。今も、このお金と自分だけが肥大した日本に、侍魂を持つ方々は存在しています。
それだけではありません。私たちの心の奥底にも、日本人のDNAに脈々と受け継がれてきた侍の心は眠っているはずです。ただ、はっきりと目覚めていないだけでしょう。
日本には、災害の時だけ便利に利用する、自衛隊を何でも屋さんだと思っている方々が相当数存在しています。存在には反対だけど、困った時には助けられる権利がある!と。
そのような世論を形成したマスコミが、自衛隊の真の社会貢献、世界平和への貢献を報道することはありません。イラク復興支援のこぼれ話にあるように、自衛隊員が一番大切にしているのは、現地社会に溶け込み、日本文化を伝える事であります。日本文化が復興支援でとてつもない力を発揮していることを一人ひとりの日本人が認識して、自信をもちたいと思います。
自衛隊、海外派兵、戦争、全部反対っていう方々にこそご覧いただきたい動画を最後にご紹介させていただきます。
報道されない"イラク"であった本当の話!!【日本人の強さとは!?】
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